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2006.01.29

Google の「戦略技術」

My Life Between Silicon Valley and Japan - 「ライブドアの技術の話」と「技術指向の経営」について』(コメント含む)と『404 Blog Not Found:「戦略技術」なるものはありうるか?』を読んで、改めて、Google について思ったことがあります。

「戦略技術」は「戦略兵器」と同じフレームなのだとしたら、そして、Google の「戦略技術」と云えるものがあったとしたら、それは、私が Google 最大の実績と考えている、「PageRank」というパラダイムを技術的に定義し、更に、ネット上に定着させたことがあげられるだろうなと。

それは、ディレクトリをたどって、探し回って、人が目的に近づくのではなく、目的が人の方へ近づくという手法を確立させ、そして、ネットのパーソナル化を大きく前進させ、他社の手法まで変更させてしまうほどの威力を発揮しました。

それ以来、Google がやっていることは、スクリーンの向こう側のいろいろなリソースを、気持ちよく人に届けるにはどうやればいいかを開発している会社なんだとみています。

しかし、「基盤技術」も「戦略技術」にしても、技術である以上は「すべ」であり、道筋なのだから、それ自体が最終目的にはならないわけで、コンシューマー向けサービスである以上は、それほどの違いはないでしょう。

では、「基盤技術」と「戦略技術」に大きな違いがあるかといえば、始めに目的ありきで技術を開発するか、既にある技術、もしくはその延長線上にあるものによって目的が左右されるかという、優先順位の問題かなと。

「戦略技術」の開発を最優先事項とするMy Life Between Silicon Valley and Japan - 「ライブドアの技術の話」と「技術指向の経営」についてでは書かれていますが、それ以上の優先事項として、こういうサービスを提供する、という目標設定があり、そのために必要なら、会社を買収することも、技術者の引き抜きや青田買いも何でもやる、というのが Google の進んできた道であり、手法であり、そして、それが唯一の戦略である気がします。

ある意味、ひどく単純な話で、云うなれば、超目的指向であり、超顧客志向。

ただし、この顧客が Google 自身を含んでいることは間違いなくとも、我々を含むとは限らなかったりするのが、Google のすごいところ、怖いところかも A^^;;

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