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2006.02.09

Borland が Delphi などの事業を売却するらしい

なんとなく、そんな気配は感じていたんですが・・・現実となると、やはり、ショックです。

同社はあわせて、IDE事業の売却先を探していることを明らかにした。同事業部には、「Delphi」「C++Builder」「JBuilder」などの製品が含まれており、同社にとって大きな方向転換となる。

[ 米BorlandがDelphiなどIDE事業を売却、アプリライフサイクル管理分野に注力 ]

売却の対象にはBorland Developer Studio(Delphi、C++Builder、C#Builder)とJBuilderが含まれる。BorlandではBear, Stearns & Co.と契約して売却先探しに当たる。

[ ITmediaニュース:Borlandが開発ツールを売却、Segue Software買収 ]

Turbo Pascal から始まった開発言語の雄としての Borland は、これでお終いとなるようです。

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コメント

Delphi は好きなんですけれど、そうなのかあ。

投稿: ムムリク | 2006.02.09 12:15

Turbo Pascalは持っていたけどとうとうちゃんと使えるようにはならなかった。とにかくあの「速さ」は異常だった。

1985年頃アメリカにいたのだけど、当時はTurboシリーズが次々と発売されてPhilip Kahnは、あちこちに登場する「時の人」って感じでした。
アプリに関係なくスペルチェックするTurbo Lightningにはビックリした。あとTurbo Debuggerだったかな、80386のV86モードを使ってデバッグするやつ。今のVirtual PCや、WindowsのDOSモードもそうなんだろうけど、DOSしかなかった時代だからちょっとした衝撃でした。
大切なのを思いだした。SideKick。「常駐ソフト」のハシリであり最高傑作といっていいでしょう。Edlinの時代にポップアップでスクリーンエディター(死語)が瞬時に出てくるのですから。

その後の紆余曲折は多すぎて知らないけど、「寂しい」ですね。

投稿: のぶ | 2006.02.10 11:29

>のぶさん

Philip Kahn・・・懐かしいなぁ・・・今、何をしているんだろう。そして、今のBorlandをどう見ているんだろう。

Turbo Pascal は、私もちょこっと弄ったくらいで、その後は MS C をメインに Ver.3 くらいまで使っていました。

でも、 Turbo C が出たときに、そのあまりの軽さと出来の良さに衝撃を受けて、すっかり、Borland の云うがままという感じで。Delphi が出たときにも、必至に Pascal を思い出しつつ、習得し・・・Delphi 5~6、くらいまでですかね。もっとも良かった時期は・・・

投稿: Tiger | 2006.02.10 15:03

なんと、知らなかった。。。
その昔お客さんのアプリをDelphiで開発したのを思い出しますた。
すごく使いやすかったんだけどなぁ。。。
まぁEclipseの爆発的な人気によりIDEに金払わないのが当たり前になってきてるし、ベンダーとしてもサーバメインの方がお金にし易いんだろうなぁ。。。

投稿: Akkey | 2006.02.11 13:32

オープンソースをお金にする方法は IBM がうまいですね。
タダで提供しつつ、その周辺で儲けを出す・・・Borland はその辺りで失敗した感じ。

MS や Google が買ってくれないかなぁとかいう話も出ているようですが、まあ、良い嫁ぎ先が決まればいいのですが・・・あまりローカルなところだと、日本語対応が疎かになってしまうから、そうなったら致命的です A^^;;

投稿: Tiger | 2006.02.12 10:08

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